シャクザのアニメ・漫画感想ブログ

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アイマスをほとんど知らない人間が『アイドルマスターシンデレラガールズU149』を見てみた感想

 皆さまこんにちは。今回はタイトル通り、『アイドルマスターシンデレラガールズU149』のアニメについて感想を述べていきたいと思います。

 まず初めに、僕はアイマスについてほとんど知識がありません。まあキャラの見た目に惹かれて検索をかけたことはありますが、アニメを見たことはないしゲームをやったこともなく、まともにコンテンツに触れたのは今回が初めてでした。

 もっと言えば、検索をかけたキャラもおっぱいの大きい大人キャラばかりだったため、この『U149』に登場する小学生アイドルたちのほとんどは名前すら知らなかったのです。

 そんな無知にもほどがある僕が、明らかにファン向けである本作を見て率直に思ったこと――それは............

 

 めちゃくちゃ面白い!!

 

 でした! いや本当に想像以上に楽しめる作品です。現在、4話まで視聴しているのですが、非常に素晴らしいですね。気まぐれで見て良かったと心から思いました。

 とはいえ、面白いだとか楽しいだとか言われても、「何が面白いんだよ」「もっと具体的に言えよ」とか思う方もいらっしゃるでしょう。安心してください。ちゃんと説明しますから。

 まず個人的な意見ですが、僕はこのアニメの目的、ひいては製作者の目的が『キャラを愛させること』だと思っています。ちょっと品の低い言い方をすれば、『キャラ萌えアニメ』です。

 この試みは大成功だったと思います。僕は1話を見た時点でなんとなく興味の惹かれるキャラが半分くらい居ました。言い換えれば、半分は興味が無かったということです。

 しかし、なんということでしょう。興味の無かったはずのキャラ達にスポットが当たった途端、とてつもなく愛着が湧いてしまったのです。

 2話、3話がまさにそんな感じで、ぶっちゃけ市原仁奈ちゃん、赤城みりあちゃんには特に関心は抱いていませんでしたが、仁奈ちゃんの子どもっぽさ溢れる明るさ、みりあちゃんの天性のアイドル気質、どれも僕のハートを容易く打ち抜いてくれました。当番会が終わったあとも、ついつい彼女たちの一挙手一投足に注目してしまうほど好きになってしまったのです。

 もちろん興味のあるキャラ達に対しても、さらに好意を抱かせるような作りになっており、今のところ全ての話を楽しんで見れています。

 

 で、じゃあどうしてキャラ達を好きになれたのか。はっきり言って、彼女たちの性格や容姿はそこまで個性的ではありません。他のアニメを探せばいくらでも類似キャラはいることでしょう。

 彼女たちを魅力的たらしめているのは、ずばり言ってしまうとアニメの出来の良さです。具体的には、綺麗な作画キャラ達の細かいしぐさの描写です。

 アイマスは非常に有名な作品であり、ファンの数はそんじょそこらの作品では太刀打ちできないほどうじゃうじゃいます。ゆえに、アニメにかなり力(もとい金)を入れても赤字になることがないのです。

 まあここら辺の汚い話は置いておくとして、上記二つの要素はキャラ萌えアニメに置いてかなり重要な要素です。作画が悪かったらどうしてもイマイチに感じてしまうのは当然として、細かいしぐさはキャラの性格を描写できるファクターです。

 例えば2話の仁奈ちゃんの無邪気に両腕を交互に挙げるしぐさ、3話のみりあちゃんの振り向きなど、かなり作画枚数を使って描かれています。そこまで力を入れなくてもいいはずなのに、です。

 これはきっと、どっかの誰かが言っていたことを実践しているからだと思います。『神は細部に宿る』――キャラたちを好かせるために細かい部分を徹底的にやるべきであり、そうしてキャラの魅力を存分に引き出しているのです。

 

 あとは、メインキャラたちが子どもであることが結構なメリットになっていると思います。大人になったらどうしても良識が求められ、そこから外れたキャラはどうしても共感しづらくなってしまいますが、子どもは違います。

 彼女たちはまだ人生経験に乏しいため、少しくらいそうした部分から逸脱していても「まあ子どもだからしゃーない」みたいな見方になるのです。むしろ、子どもならではの未熟さからくる純粋な心が、汚れてしまった僕の心を綺麗に洗い流してくれるのです。

 

 最後に、僕が感じたキャラ達の魅力を軽く語っていきます。どうか引かないでください。

 

橘ありす:まず見た目がどストライク。正統派美少女という感じ。性格も背伸びして大人ぶろうとしている感じが子どもらしくてグッド。プロデューサーに辛辣なところも、変顔を晒してくれるところも面白い。

市原仁奈:着ぐるみを常に着ているのが可愛らしい。「ごぜーます」という意味不明な語尾による安易なキャラ付けも好き。あと、声が非常に癒される。

赤城みりあ:一見すると単なる明るい女の子だけど、結構頭がいい。天真爛漫ゆえに無敵というわけではなく、ちゃんと大人社会に対して恐怖の感情を持ちつつ笑顔を絶やさないというアイドル精神がこの年でできてて凄い。

櫻井桃華:真の意味で大人びている。が、だからこそふとした時に見せてくれる子どもっぽさにギャップ萌えを感じて良い。あと、4話のメ〇ガキ表情に興奮した。

的場梨沙:典型的な〇スガキ。結構攻めた服装に危ない魅力を感じる。ことあるごとにプロデューサーをロリコン呼ばわりしてくるのがツボ。

佐々木千枝:僕が唯一知っていたキャラ。今のところ目立った活躍はないが、仁奈ちゃんに抱きついたところが最高に可愛かった。

結城晴龍崎薫古賀千春:今のところ、印象は薄い。でも、仁奈ちゃんとみりあちゃんに興味が無かったのに当番回が来たらめっちゃ好きになったので、この三人もそうなることを期待してます。

 

 さて、『U149』の感想は以上になります。たとえアイマスに触れたことのない人であってもしっかり楽しむことができますので、ぜひ見てみてくださいな。

 あ、そういえば言い忘れてたことがありましたので、最後に一言言わせてください。

 

 僕はロリコンじゃありません!!(迫真)