シャクザのアニメ・漫画感想ブログ

アニメや漫画の感想を正直に書きます

主人公の名前すら知らないまま『アイドルマスター ミリオンライブ!』1話を見た感想を語っていく

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 さて、ちょっと前に僕は『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、ミリマス)を知らないけど気になるから見てみると言いました。

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 なので、日曜午前10時にリアルタイム視聴をしたわけなのですが……。

 なかなか面白かったです。1話の内容としては、夢を持たない主人公が、アイドルのライブを見て自分もアイドルになることを志すという話でした。

 かなり堅実、悪く言えば地味なスタートではありました。僕は主人公がライブするところまではいくんじゃないかと思っていたので。

 ただ、主人公である春日未来最上静香がどういう人物なのかは初見でもはっきりと分かったので、そこを丁寧に描写してくれたのは良かったです。欲を言えば、おそらく3人目の主要人物である伊吹翼のキャラももうちょっと見せてほしかったですが。

 あと、たぶん前作キャラだと思わしきアイドルたちが多数登場してきたのはまあまあびっくりしました。さっきも言いましたが、僕はマジでアイマスを知らないので、当然彼女たちの名前も知りません。だから、アニメを見て全員覚えなければいけないーーというわけではありません

 ぶっちゃけ最低でも主要キャラ3人だけ覚えれば大丈夫だと思います。他のキャラはたぶんゲストキャラみたいな扱いになるでしょうし。そういう意味では、主要キャラが9人だった『U149』よりも理解しやすいかもしれません。

 次は主要キャラ3人の話に移ります。

春日未来:複数の部活を掛け持ちするほどの行動力と明るさを持つ、ポジティブシンキングな主人公。今の時代は主人公でも結構暗めな性格のキャラもいるので、一周回って新しいかも?

最上静香:クールというよりも、やや悲観的で自信がないゆえの静かさという感じ。座席を間違えるというポンコツぶりは可愛かった。

伊吹翼:未知のものに物怖じしないタイプ? 面談の場所を決めるときにちゃっかり高めのスイーツを出す店を選んでいたことから、計算高いタイプなのかもしれない。

 こんな感じですかねー。これから印象が変わっていくかもしれません。

 色々言いましたが、物語が始まっていくのはこれからであり、本当の意味で評価が決まるのは次の第2話おそらくオーディション回でしょう。次回予告の時点でかなりシリアスそうでしたし、この暗くなりそうな展開をどう調理するのか非常に楽しみです。

 今回は以上となります。

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『葬送のフリーレン』第5話感想! 戦士シュタルクが遂に登場!!

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 皆さま、こんにちは。先週に引き続き、『葬送のフリーレン』第5話の感想を語っていこうと思います。今回はAパートとBパートで話が分かれているので、感想も分けたいと思います。

Aパート:死者の幻影

 その人物が大切に思っている死者の幻影を見せて捕食を企む魔物、幻影鬼アインザームが登場しました。しかも記憶まで利用して騙そうとするのですから、フェルンの言う通り残酷極まりないですね。

 フェルンの場合はハイターが、フリーレンの場合は勇者ヒンメルに化けてきました。ヒンメルの言葉が非常にいいですね~。ややこしいことは言わず、ただ「撃て」とだけ告げる。顔だけではない、心のイケメンっぷりがよく表れていました。

 今回は違いましたが、フリーレンもフェルンもすでに旅立ってしまった大切な人と魂の眠る地オレオールで再会できるといいですね。

Bパート:紅鏡竜

 魔法使いであるフリーレンとフェルンだけでは倒すのに手を焼く紅鏡竜を討伐すべく、戦士シュタルクを勧誘するという話でした。

 今回は良い話というよりは、シュタルクの情けない泣き顔が印象に残りましたね。まるで『鬼滅の刃』の善逸を彷彿とさせる泣き顔でした。表情を変えないフリーレンらとあまりにも対照的だったので、余計笑っちゃいました。

 臆病者で戦う勇気のないシュタルク。フリーレンは彼を戦える奴だと言いましたが、果たしてシュタルクはどういう決断をするのでしょうか。その答えは来週に持ち込しとなります。

 さて、今回は以上となります。この感じだと、1話で原作の2話を消化していくという方式を取るのでしょうか。なんにせよ、来週も楽しみですね。

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マジで1ミリも知らないけど『アイドルマスターミリオンライブ』のアニメがちょっと気になってるっていう話

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 皆さま、こんにちは。今日は久しぶりにアイマスの話題を取り上げたいと思います。

 前にも述べたのですが、

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 僕はアイマスをマジで全然知らないまま『U149』を見ました。その影響で『シャニマス』にも興味が湧き、今ではキャラの容姿と名前、大まかな性格が一致するほどになりました。

 コンテンツに触れるようになると、当然その情報も仕入れるようになります。シャニマス、そして『アイドルマスターミリオンライブ』(以下、ミリマスがアニメ化されることももちろん耳に入ってきました。

 僕は『シャニマス』は見ようと思っていました。別に3Dに忌避感を覚えているわけではないので。ただ、ぶっちゃけて言うと、『ミリマス』のアニメにはそんなに関心が湧きませんでした

 理由は、まずキャラデザに心惹かれなかった点ですかね。なんというか、地味で当たり障りがない感じがしたんです。

 あとは、聞いたことのあるキャラが居ないというのもあります。シャニマスなら黛冬優子、樋口円香のようにアイマスに興味のない人も知っているような有名キャラがいます。ですが、少なくとも僕は『ミリマス』のキャラの話題を聞いたことがありません。なので、ちょっと見てみるか、という気が起こらなかったんですね。

 少し前まではそんなふうに思い、スルーしようかと考えていたのですが……ある情報を知ったとき、僕は急激に興味が出てきたのです。

 それはーー日曜の午前10時、いわゆるニチアサの時間帯に放送されるというものでした。

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 これには衝撃を受けました。普通、この手のアニメは深夜にやるものであり、事実『U149』はごく健全な内容でありながら夜中0時の放送でした。

 僕は『U149』をリアルタイムで見ていたのですが、夜中にアニメを見るのは結構キツかったんですよね。だいぶ疲れてましたし。そういう意味では日曜の10時というのは見やすく、視聴までのハードルはだいぶ下がります。深夜の2時とか3時に放送されるともうそれだけで見る気が起きないんですよね

 もちろん配信で見ればいいという意見もあるでしょう。しかし、僕はどうも配信だと気軽に見れないタチなので、とてつもなく興味がない限りは見る気が起きないのです。テレビの電源を入れてチャンネルを変える方が、配信アプリを開いてそのアニメのタイトルを検索にかけるよりも楽な気がしませんか? 

 さらに言えば、この時間帯は元々は数年前に消滅した女児アニメ枠でした。だとすれば、ミリマスは低学年女子もターゲットにしていると考えられるでしょう。

 いったいどういうアプローチをするのだろう。僕はその辺りにとても興味が惹かれました。

 なので、とりあえず1話は見てみようと思ってます。視聴を継続するかは1話の出来次第といったところでしょうか。まあキャラデザが微妙問題は残っていますが、これは視聴する気が起きなくなる要因の話。見ると決めたのなら、おそらく大した問題にはならないでしょう。

 

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 今回は以上です!

『葬送のフリーレン』第1話~4話感想! 完璧に原作を再現した素晴らしいアニメだった!!

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 皆さま、こんにちは。今回は以前からかなり記事にしていた『葬送のフリーレン』のアニメ第1話~4話の感想を語っていきたいと思います!

 昨今、ドラマのように初回1時間スペシャルという形式を取るアニメはそう珍しくは無くなっていますが、『葬送のフリーレンはそれらを超越しました。なんとあのジブリやコナンを放送する金曜ロードショーで2時間の枠を設けるという異例の厚遇を受けたのです。

 そんな『葬送のフリーレン』。原作ファンである僕としては、期待すると同時に少しの不安もありました。あの静かで落ち着いた雰囲気を再現できるのか? もはや別物になっていないか? そんな複雑な心境のもと、僕はアニメを見たのです。

 それでは、実際どうだったのかというとーー。

 いや、もう最高でした! 

 原作のなんとも言えない独特な雰囲気をアニメに完璧に落とし込んでいて、このアニメを作った人の原作理解力に尊敬の念を抱くほどでした。僕の危惧は完全に杞憂でした! アニメを見てから原作漫画を読んでも、ほとんどギャップを感じないと思います。

 他には、キャラと声のマッチングも素晴らしかったですね。僕は声優には詳しくないのですが、誰一人違和感を覚えるキャスティングはありませんでした。きっと、ネームバリューではなく実力で選考してくれたのでしょう。素晴らしい判断です。

 唯一気になるとすれば、YOASOBIのOPがイマイチ合っていなかったくらいですかね。微妙にうるさいのと機械音みたいな歌声がフリーレンの静かな雰囲気とは噛み合っていないと感じました。まあこれについては慣れてくると思いますが。

 

 さて、以下は1話ごとの感想です。とはいえ、僕はすでに漫画で知っているので軽めに触れていきます。

第1話:冒険の終わり

 フリーレンが勇者パーティーとして魔王を打ち倒したあと、ヒンメルの死をきっかけに人を知る旅に出るという話でした。

 失ってから実はそれがとても大事なものだと気づくことって結構よくあることだと思うんです。特に歳を取れば取るほど、そういう経験は増えていきます。

 例えば、祖父母や両親、旧友、あるいは犬や猫などのペット。嫌いではないけど特別好きでもなかったはずなのに、いざ居なくなられるとどこか寂しさを感じてしまう。もっと何かをしてあげればよかったと、酷く後悔してしまうのです。

 フリーレンもそうでしたが、そこで終わりませんでした。今度こそ後悔しないように、人間に積極的に関わって知ろうとします。この「人間を知っていく」ことこそが、この物語のテーマなのです。

 これからフリーレンは宣言通り、多くの人々と関わっていくようになります。そして、その人たちの人柄をどんどん知っていく。それは、実はフリーレンだけでなく僕たち視聴者も同じなんです。登場人物たちの言葉を聞いたり行動を見ることで、一見しただけでは分からない心情を読み取る。これこそが『葬送のフリーレン』の醍醐味なのです。

 これは最新11巻までずっと変わりません。長編エピソードでもこれを軸として、物語は展開されていきます。この第1話はまさに、『葬送のフリーレン』とはどういう物語なのかを明示したエピソードと言えるでしょう。

第2話:別に魔法じゃなくたって……

 元仲間である僧侶のハイターとの別れと、新たなる仲間であるフェルンとの出会いが描かれた話です。

 死は人と人とを永遠に別ちます。だから、合理的に考えるならば生者は死者のことをいくら想っていたとしても意味がありません。なぜなら、死者にその想いは届かないし、届いたとしても生者には分からないから。

 しかし、それでも死者を尊ぶのが人間です。だから、ハイターのようにヒンメルの意思を継いで人助けをしたがり、フリーレンのようにヒンメルの銅像に彼が好きだった花を植えたがる。それは、自己満足に過ぎないかもしれません。それでも、道理に合わないとしても、情緒で動いてしまうのが人間なのです。

 フリーレン、ハイター、フェルン。この3人の死者への想いが描かれた話でした。

第3話:人を殺す魔法

 フリーレンの不器用な優しさと、時間の流れの無常さが描かれた話でした。この2つのエピソードは独立しているため、まとめて話すことができないのであとちょっと長くなりすぎたので短めに。

 

 フリーレンがフェルンの誕生日プレゼントに悩んだとき、フェルンの「知ろうとしてくれたことが嬉しいという言葉を掛けたことにはグッと来ました。

 他人が自分にしてくれたことは、別に自分のためにならなくてもいいんです。してくれたこと自体が、自分のことを想ってくれたという証明になるのですから。人はそれだけでも嬉しくなってしまうものなのです。

 原作で有名な魔族、腐敗の賢老クヴァールがついに登場しました。彼が開発した魔法『ゾルトラーク』は非常に凶悪な魔法でした。多くの人々を殺戮し、無類の強さを誇っています。ヒンメル率いる勇者パーティーですら、封印するだけで精一杯の強すぎる魔族だったのです。

 しかし、彼の封印中の80年間で研究し尽くされた結果、魔法使いならば誰でも使えるほど一般的な魔法になってしまいました。人間の強さ、そして時間の無常さを感じさせるエピソードでしたね。

 ちなみに、クヴァールは原作よりもかなり強化されていました。ちょっと盛りすぎじゃないかな……。

第4話:魂の眠る地

 勇者パーティーにいた頃、新年祭の日の出を朝に弱いフリーレンは見られませんでした。そのことを怒られ、フリーレンは今度こそ見ようとします。そして、実際に見たのですがーー。

 このエピソードはフリーレンの感性が描かれました。他人が楽しそうにしていれば、自分も楽しくなってしまう。子どもがいる方ならば、より強く共感できるのではないでしょうか。「私1人ではこの景色は見られなかったな」という言葉も、まあつまりそういうことです。

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 もう1つは、フリーレンたちの旅の目的がはっきりする話でした。死者と会話ができるという半分眉唾物の話を信じ、『魂の眠る地へと向かうのです。

 印象に残ったのは、「天国があるかどうかは分からないけど、あった方が都合がいい」という言葉です。僕は宗教家ではありませんが、確かにそうかもなぁと思いました。

 善行を尽くしたのだから、死後だって報われてほしい。非業の死を遂げてしまった人には特にそう思わずにはいられません。そうじゃないと悲しすぎますから。

総括

 すみません、軽くと言いながら結構語ってしまいました。とにかく、かなり素晴らしい出来で非常に満足感がありましたね。

 金曜ロードショーでは、原作でいう1巻〜2巻冒頭まで放送されました。先が気になって仕方がないという方には⇩にリンクを貼っておきますので、見てみてはいかがでしょうか。

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 今回は以上となります。来週からは金曜日の23時放送となるので、忘れないように見てくださいね!

『わたしの幸せな結婚』評価︎︎︎ ☆☆☆ シンデレラストーリーは肌に合わないと実感させられたけど良作

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 皆さま、こんにちは。今回は以前ここで予告しておいた

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わたしの幸せな結婚』のアニメ感想を語っていきたいと思います!

 いや、正直見るのが結構億劫でした。女性向けのシンデレラストーリーなんて、僕には絶対性に合わないだろうって思ってましたし。

 まあやることも無かったし結局は見たんですけど。で、実際見たらどうだったのかって話なんですが、まずは悪い点から話していきます。

悪役が薄っぺらい

 まず思ったよりもシンデレラでした。意地悪な母と妹に虐められ、家では全く立場が無い可哀想な主人公。そんな主人公が王子様と出会い、救われる話。まんまシンデレラです。

 まあ話自体は王道だし悪くはないと思います。僕には分かりませんが、多くの女性がこんな風になりたい願望があるのでしょう。

 ただ、僕はこういうのは露骨すぎて正直あまり好きではありません特に露骨だなと思ったのは、先ほど述べた意地悪な家族です。

 なんというか、主人公を虐めるために存在してる感じがしたんですよね。もっと言うと、主人公が幸せになる前振りのために作られた駒だと感じました。

 だって、60点の人生が80点になるよりも、20点の人生が70点になった方が上がり幅が大きくて幸せに感じますよね? 要するに、そういう上がり幅を大きくするために作られたキャラのようにしか思えなかったんです。

 なんでかっていうと、姉、母、父、それぞれの人物がイマイチ見えてこないんですよ。彼らが登場するのはほとんど主人公を虐めてるときなのでそれ以外の印象が薄く、あまりにも悪役過ぎて全然リアリティがありません。

 もちろん他の作品にも悪役!って感じの悪役はいっぱいいます。でも、彼らにはしっかりと個性や野望があり、キャラとしてしっかり成立してるんです。

 この作品の悪役にはそれがありません。テンプレみたいな考えで主人公を虐め、オリジナリティの欠片もない。ラブコメ漫画によく出てくる、ヒロインをナンパしようとするしょうもないヤンキーと同じなんです。ラブコメ漫画のそれは1話も掛けずに退場しますが、この作品では6話も尺を取るのでさらに薄っぺらさを感じてしまいます。

 このせいで物語への没入感が無くなり、主人公への感情移入もそこまでできませんでした。

 と、ここまで結構酷いことを言いましたが、もちろん良い点も存在します。

幸次薄刃新

 この2人の存在が、僕が『わたしの幸せな結婚』を良作と判断した要因でもあります。まずは幸次から話していきます。

 幸次は主人公のことが前々から好きだったのですが、家の意向によって主人公の妹である香耶と結婚することになってしまったキャラです。やや弱々しくて頼りない雰囲気を醸し出しているので、女性からすればあまり魅力的ではないかもしれません。

 しかし、僕は結構好きです。特に好感が持てたのは、主人公が連れ去られたときに起こしたときの行動です。彼は主人公を助けるため、主人公の旦那である清霞に力を貸してほしいと頼み込んだのです。

 僕はこの行動は本当に尊敬に値すると思っています。考えてもみてください。彼だって本当は自分の力だけで助けたいはずなんです。ドラマチックに主人公を助け、カッコいいところを見せたいはずなんです。

 でも、彼には分かっていました。自分にはその力が無く、主人公を助けられないと。だから、恥を忍んで、プライドを捨ててまでも清霞に助けてほしいと頼み込んだのです。自分がカッコつけるよりも、主人公の安全を優先させたのです。

 これがどれだけ幸次に屈辱的なことなのか分かりますか? ドラマチックな救出劇によって主人公カップルの仲がますます深まることを分かっていながら、それでも彼はその選択をしたのです。きっとやるせない気持ちでいっぱいだったはずです。

 世の女性には共感できないかもしれませんが、これこそが真のカッコよさだと僕は思います。僕的には、自分の弱さを自覚しながらやれることを精一杯やった幸次の方が清霞よりも何倍も魅力的でした。

 また、薄刃新も結構好きです。

 彼は今まで役割を与えられず、自分の存在意義を見出すことができませんでした。そこで初めて主人公を守るという使命を与えられ、自分の存在する意味を持てたことに歓喜します。

 正直、カッコいいとは思いません。主人公が大事なのではなく、主人公を守るという使命に固執している時点で彼が大事なのは結局のところ自分自身なのですから。

 しかし、この人間臭いところがいい味を出していると思います。ただただ虐めるだけの主人公の妹や母とは違い、しっかりと人物が描かれどこか共感できる部分が存在する。悪役(といっていいかは微妙ですが)でもこういう風に描写されれば、作品に深みが出てくるのです。

総評

 全体としてややお粗末な部分はあるものの、絵の綺麗さや少しだけ出てくる深みを持つキャラなどの良い点を加味すると、充分に良作と言えます。正直、僕は凄い面白いとは思いませんでしたが、女性の方ならばおそらく楽しめるのではないでしょうか。

 漫画版もありますので、興味のある方は⇩のリンクで試し読みをしてみてください。

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『葬送のフリーレン』まさかの連続2クール放送決定! どこまでやるんだ!?

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 皆さま、こんにちは。今回は金曜ロードショーで2時間放送されるという、破格の待遇を受けている作品『葬送のフリーレン』の連続2クール放送が決定したことをお祝いする記事となります!

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僕が『呪術廻戦』を見る気が起きない理由~~~つまらないからではありません

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 皆さま、こんにちは。今回は、有名な作品だけどアニメを見る気が起きないシリーズ第3弾をやっていこうと思います! 

 今回のターゲットはこちら『呪術廻戦』です。

 

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 漫画の発行部数は8000万部を突破し、ノリにノッている本作。知らない人はいないレベルの作品ですよね。

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