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皆さま、こんにちは。今回は少し恥ずかしい思いをしたので、反省の意を込めて色々書いていこうと思います。
あ、先に言っておきますが、『私の幸せな結婚』のアニメ感想を書く記事ではありません。別に僕はこのアニメを見たわけでもないので、内容について批判することもありません。その点ご了承ください。
では、一体何を書くというのかと言いますと、まあタイトルにもある通りレッテル貼りについてです。僕が経験したことを皆さまに伝え、同じような馬鹿なことをしないようにしてほしい。そんな切実な願いのもと、書いていこうと思います。
①僕が貼ったレッテル
2023年夏アニメは、『呪術廻戦』『無職転生』など人気作品の続き物が順当に話題になり、逆に言えば波乱が無くてつまらないクールとも言えます。
そんな中、その二つには及ばないものの、そこそこ話題になっている作品がありました。それが『私の幸せな結婚』です。
ちょっとしたオタクとして、話題になっているアニメというものは見ていなくても気になるもの。だから、レビューなどで情報を集め、その結果僕がこの作品に持った印象は――。
僕が嫌いななろう作品そのものであり、見る価値は無いというものでした。
薄っぺらい悪役に、やたら主人公に都合のいい世界。人によってはこういうのがいいのかもしれませんが、面白みを感じない要素がもりもりだと個人的には感じたのです。
②思わぬ落とし穴
さて、実は『私の幸せな結婚』について、僕はアニメになる前から、もっと言えば実写映画が上映される前から認知していました。
それはさかのぼること約二年前のことです。僕はとあるなろう系漫画のレビュー動画を見ていました。その漫画のタイトルは『私の幸せな結婚』……。そう、このアニメのタイトルのことです。
まあその動画投稿者が誰なのかは話しませんが、彼の『私の幸せな結婚』を読んだ感想はあまりいいものではありませんでした。少なくとも、面白くはないというのが総評だったと記憶しています。
しかし、問題はここからです。僕がその動画を見て、『私の幸せな結婚』に対して抱いた感想は――面白そうというものだったのです。
つまり、同じ作品に対して、二年前と現在とで抱いている感想が真逆になっていたのです!
③無意識な差別意識
これに気付いたとき、とてつもない衝撃を受けました。自分には一貫した作品への評価基準があり、それは数年前から確立されたもので、二年前でも当然持っていたものだと思っていました。
でも、現実は違いました。その時の気分で変わるような酷く曖昧なもので、とても信頼できるものではなかったのです。
いや、それだけじゃありません。もしかしたら僕はなろう系アニメが人気になっているのが気に食わなくて、だから『私の幸せな結婚』に対して酷いバイアスを抱き見る価値のないものだと自らの意識に刷り込んだのかもしれません。
そうだとしたら、僕は非常に良くないことをしてしまいました。まあ別にこの作品のファンにつまらなそうだとか言ったわけでもないので、傍から見ればどうでもいいことでしょう。
しかし! 曲がりなりにもアニメや漫画、映画の感想を述べている立場として、こうした道理に合わないことは僕の心が許しません!
そういうわけで、ちょっとした贖罪の気持ちも込めて『私の幸せな結婚』のアニメを見ることを決意いたしました。後日、見れるところまで見て再び感想を上げようと思っています。
ただ、もちろん忖度は致しません。つまらなければつまらないと正直に書きますし、逆に面白ければ多くの人に見てもらえるようにいい感じの感想を書くつもりです。
今回は以上となります。皆さまも今一度頭を冷やし、流行しているものに対して冷静な評価を下せるようにしてくださいね。