広告
皆さま、こんにちは。今回は、『ラブライブ! スーパースター!!』2期の話を今さらしようと思います。1期の感想は↓です。
スパスタ2期といえば、キャラの扱いの悪さや曲の弱さ、
とはいえ、そこら辺の話はすでに散々され尽くしているので、
それが、”ライバルの描写不足”です。僕はこれが原因で、
具体的にはどういうことなのか。それを説明するためには2期のラ
ウィーン・マルガレーテ。一度はLiellaを、
一方では、
高い実力を持ちながらもラブライブ大会を見下すウィーン・
やった! かのんたちが勝った! お前たち最高だぜ! 本当に良かった〜……とはなりませんでした。少なくとも、僕は「
もちろん、かのんたちに負けてほしかったわけではありません。
そもそも、ラブライブはバトルものです。相手と競い合い、
バトルものは主人公とライバル、
ウィーンちゃんは歌が上手い、ダンスが上手い、顔が可愛いと、
でも、ただそれだけ。どうしてそんなに凄いのか、
これでは、ただ実力がある性格の悪い人に過ぎません。
一応、ウィーンちゃんの掘り下げ自体は行われたのですが、
色々な大人の事情があったのかもしれませんが、
確かに彼女の事情を事前に知ってしまうと、
ですが、そっちの方が絶対に物語に深みが生まれたはずです。
ところで、皆さんはLiellaにはライバルがもう1グループあ
実は彼女たちは、
ですが、やはり彼女たちもウィーンちゃんとは違った方向で、
そもそも、1期でもサニパの実力はよく分かりませんでした。まあ全国優勝をしたのですから、すごいのは理屈として理解はできます。しかし、歌やダンスが全く披露されなかったため、どれくらいの実力を持っているのかが実感として湧かなかったのです。
当時、この点は結構批判されていました。でも、僕はそこまで絶望してはいませんでした。1期の終わり方からして2期は必ずあるだろうし、そこで今度こそサニパの回し蹴り以外のパフォーマンスが見られるのだろうと思っていました。
まあ結局、そうはならなかったのですが。
2期でも彼女たちの歌とダンスが披露されることはありませんでした。それどころか、まったく描写されることなくウィーンちゃんに敗北。Liellaとの再戦の機会もないまま、3年生のサニパは引退することになってしまいました。
さすがにがっかりしましたよ。確かに前回戦って敗北した強敵が、新たなる強敵のかませ犬になるのはよくあります。でも、それはちゃんと実力の描写が為されているのが前提ですし、そうでないと新しい強敵がどれくらい強いのかが分かりにくくなってしまいます。かませ犬にする予定があったのなら、なおさら1期でしっかりと実力を見せておくべきでした。
ウィーンちゃんの人格描写、サニパの実力描写。スパスタのライバルたちにはそれぞれ描くべきものが描かれておらず、そのせいで全体的な物語が薄くなってしまいました。3期ではこの点をしっかりと補強し、盛り上がれるようなストーリーになることを期待しています。
今回は以上です!