『ラブライブ! スーパースター!!第1期』評価☆☆ イマイチノリ切れない凡作
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皆さま、こんにちは。今回はアニメ『ラブライブ! スーパースター!!』第1期についての感想を今さら書いてみようと思います。
ちなみに僕はラブライブのアニメを見たことはあまりなく、唯一見たのは虹ヶ咲のみです。つまり、ほとんど初心者として、このアニメを見ました。
それを踏まえた上で、結論から言うと、「スーパースター」は微妙だったと言わざるを得ませんでした。つまらないわけでもなければ、面白いわけでもない。そんな感じの評価です。
では、どうしてそんな何とも言えない評価になってしまったのかをこれから述べていこうと思います。
あ、先に言っておきますが、葉月恋加入のエピソードについてはここでは言及しません。もう散々言われていることなので、今更改めて述べても仕方がありませんから。
①曲が好みじゃない
まず、このアニメの分類はアイドルものです。なので、毎話とは行きませんが、そこそこの頻度で主人公たちは踊りながら歌うわけなのですが――。
この曲がどうも合わないのです。大体5曲くらいあったのですが、そのほとんどが僕の好みではありませんでした。
やっぱり一番は曲調でしょうか。僕の好きな曲というのは大抵カッコいい系かキレイ系であり、「スーパースター」のほとんどはそこに当てはまってないと感じたんです。。唯一いいなと思ったのは、カッコいい系のノンフィクション!!くらいでした。
あとの理由としては、こういうこと言うと怒られそうなんですが、個人的には渋谷かのんの歌声が感性にあまり合いませんでした。
歌には詳しくないのでよく分かりませんが、声がザラザラしているというか、ガラガラしているというか、なんか微妙に耳障りに感じるんですよね。たぶんキレイ系の歌もあるはずなのにそれでもイマイチ響かないのは、僕の感覚と彼女の歌声が合っていないからなのかも。
とにかく、歌の力というのは偉大です。多少ストーリーがガバガバであっても、歌が素晴らしいものであればいくらでも誤魔化しが効きます。逆に言えば、物語を締める歌が微妙だと、ストーリーも微妙に感じてしまうのです。アイドルアニメとしてその根幹部分で合わなかったことが、本作の評価を下げる要因となりました。
②優勝への動機が合わない
これは、彼女たちがラブライブで優勝したい理由のことを指します。
かのんたちはラブライブに出場したのはいいものの、あまり強い動機というのはありませんでした。しかし、学校のみんなから応援されながらも敗退してしまったことから、今度こそみんなと喜びたいという動機を得たわけなのですが・・・・・・。
正直、僕はこの展開を見て、なんかつまらない動機だなと思いました。まあ整合性は取れてるんですけど、イマイチ共感しづらいんですよね。いや、期待していたものとは違っていたというべきなんでしょうか。
というのも、本作のキャッチコピーは「私を叶える物語」なんですよ。それなら、個人個人がそれぞれ違う夢を持ちながら、ラブライブでそれを達成しようとするという物語を期待するのは当然だと思いません?
それなのに、みんなと喜びたいからという動機はいささか優等生すぎます。もっとエゴを出してもよくないですか? 別にみんなのためっていうのが悪いわけではないですけど、あくまで動機の1つ程度に収めておいて、自分自身のための理由もあった方が絶対面白いと思うんですよ。その方が、キャラの執念も感じられて感情移入もしやすく、物語に没頭できるはずです。
③演出が合わない
詳しく言うと、わざとらしい上にありえないことが起こり過ぎということです。このままだと分かりにくいので、1つ例を挙げてみましょう。
第8話、葉月恋とかのんたちが衝突していた原因が勘違いだったと分かり、仲直りをするシーンです。え、葉月恋加入のエピソードについて言及しないって言ってただって? 知らんなぁ~
しかし、今までが今まで。葉月恋は罪悪感からなかなかその手を取ることができなかったのですが――。
そこで急に風が吹き、葉月恋は思わず前のめりになります。その風に何かを感じ取った葉月恋は、ようやくかのんたちと仲直りを果たすのでした。
見ていた人ならほとんど気付くと思いますが、この風は葉月恋の亡き母親を表しています。どうしても一歩踏み出せない娘のために風となってその背中を押してあげたというわけですね。
なんかこう書くと凄い良い話っぽいですね。ただ、僕はちょっとわざとらしいと思いました。急に風が吹くのはいいとして、それが人の背中を押すくらいの威力を持つものなんでしょうか。なんか感動よりも不自然さを感じてしまいました。
あとは分かりやすいのも駄目な部分だと思います。僕はこういう演出は分かる人には分かるレベル、考えて初めて分かるレベルにしてほしいんです。まあ、誰にでも分かるようにあえてこんな大げさな演出にしたのかもしれませんが、ぶっちゃけ逆効果です。
こういうわざとらしくて不自然な演出は、物語に入り込むのにノイズになるんです。なぜなら、本来なら見えるべきではない作者の意図が作品から透けて見えてしまうからです。
作品というものは、確かに我々のような3次元に住む作者が作ったものです。しかし、本来はそうだったとしても、物語はその中にいるキャラクターたちが作り上げるものだと見ている人に信じさせなければいけません。そうしなければ、見ている人が面白いと感じることはありません。
だからこそ、不自然な演出は避けるべきでした。やりたいことありきの演出のせいで、僕はこの物語への没入感が薄れてしまい楽しむことができなくなってしまったのです。
まとめ
つまらないとまでは言いませんが、人にオススメできるほど出来のいいアニメではありませんでした。あまり深いことを考えず、可愛いキャラたちが歌って踊る姿を見たいという方なら楽しめるかもしれません。
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↑は2期で出てくるウィーン・マルガレーテちゃん。性格はともかくキャラデザは結構可愛いと思う。
